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代表の富田です！

「屋根だけの塗装費用はいくらか？」その点を知りたい方もいるでしょう。外壁だけではなく、屋根にも塗装が必要です。とくに屋根は住まいの一番上に位置する場所のため、紫外線の影響を強く受けます。

問題は「屋根塗装の費用はいくらか？」という点です。以前、外壁塗装はしたが、屋根塗装はまだ先でいいと判断された方もいるかもしれません。外壁塗装の費用目安はある程度把握していても、屋根塗装の見積もりを正確に出さないとわからないものです。

また、外壁塗装専門業者に依頼したものの、思ったより高額だった場合、屋根塗装の施工費用に対しても不安になるものです。そこで今回のお役立ちコラムでは、具体的な費用相場や業者選びのポイントをお話しします。

屋根塗装の必要性

外壁と同様に屋根も経年劣化します。屋根材も多種多様です。日本瓦や金属屋根の他、ガルバリウム鋼板やセメント瓦などが販売されています。アスファルトシングルという、ガラス繊維にアスファルトを浸透させた屋根材も登場しました。

ただ、どの屋根材にも共通する問題が経年劣化です。紫外線や雨や風などが、屋根材を劣化させます。豪雪地帯は雪に注意しなければなりません。幹線道路沿いや工場地帯の近くなら、排気ガスの影響による汚れも問題です。ただ、屋根も外壁も経年劣化により引き起こされる最大の問題が雨漏りなのです。

雨漏りは住まいにとっての大敵！限界がくると住めなくなる

屋根の経年劣化が進行すると破損します。日本瓦をはじめ、スレート瓦やセメント瓦、その他金属屋根など素材関係なく劣化すれば壊れるのです。屋根材が劣化すると、色あせや苔や藻、サビなど美観の問題が発生します。放置すると今度はひび割れや欠けなどが発生するのです。

また、屋根の劣化はてっぺんにある棟部分も、屋根材と同じく劣化します。日本瓦による屋根のてっぺんには、棟という屋根部材が施工されています。切妻屋根や寄棟屋根など、多くの屋根は複数の面で構成されているのです。その屋根材と屋根材の面が交差する場所には、どうしても隙間ができるのです。その隙間をカバーしないと、住まいの内部へ雨が流れ込むことになります。その隙間をカバーするのが、棟や棟板金です。

棟は漆喰、棟板金は釘やビスで固定されています。ただ、経年劣化によって漆喰ははがれ落ちますし釘やビスもサビたり緩んだりするのです。その状態だと、棟や棟板金の固定力は失われるため、台風や地震で落下する危険性があります。屋根材の落下は危険ですし避けたいトラブルです。ただ、劣化の行き着く先にある雨漏りこそが、住まいにとって避けたい最大のトラブルなのです。

雨漏りによる二次災害で住めなくなる

雨漏りが発生するような破損は、早急に補修して解決しなければなりません。放置すると住めなくなるほどの二次被害が発生するからです。以下は代表的な雨漏りによる二次被害です。

・木材の腐食と耐久性の低下
・カビやシロアリ
・家具や家電が使えなくなる
・漏電火災
・住まいの資産価値低下
・修繕費用の増加

木材の腐食や漏電火災などは非常に危険です。木材が腐食するのは木材腐朽菌が原因と考えられています。木材腐朽菌は、木材の細胞壁のセルロースをエサにしてしまうのが特徴です。木材の細胞壁が壊されることで、腐食が進行します。

木材腐朽菌が好む木材は30％以上の含水率になったものです。住まいであっても雨漏りが発生して木材が濡れると、含水率30％以上になります。さらに周辺の湿度も高まるため、木材腐朽菌が精力的に活動するのです。

湿度が高くなるとカビも活性化します。カビが天井や壁に発生すると、美観の問題だけではなく胞子を吸い込むことによるシックハウス症候群のリスクが高まるのです。罹患すると、声のかすれや深呼吸が困難になる、頭痛や疲労感や嘔吐など不快症状が発生します。他にも目のかゆみや鼻づまりなど、さまざまな不快症状があるのです。とくに免疫力が弱い子どもや高齢者の健康を損なう原因になります。

その他、配線コードや配電盤やプラグなどが雨水に濡れると、漏電とショートによる火花が発生します。コンセントと電源プラグの隙間にホコリが濡れるのも問題です。ホコリが濡れたり湿気を吸収したりすると電気を通します。その結果、漏電してショートし、発火するトラッキング現象の危険性もあるのです。

参照：J-Stage 木材腐朽のメカニズムとその防止

参照：厚生労働省 平成26-27 年度厚生労働科学研究費補助金 健康安全・危機管理対策総合研究事業 科学的工ビデンスに基づく「新シックハウス症候群 に関する相談と対策マニュアル(改訂版)」

参照：総務庁消防庁 住宅における電気火災に係る防火安全対策検討会（第２回）の議事概要（主な意見の紹介）

屋根塗装が屋根の劣化を防いで住まいを守る

雨漏りを避けて屋根の健康を守るには、屋根塗装が必要です。屋根に塗料を塗ると、保護膜である塗膜が形成されます。その塗膜が紫外線や雨風による、屋根材への直接的なダメージを防ぐからです。

屋根塗装は美観や機能性の向上をもたらしますが、最大の目的は屋根を守るためのものと考えてください。ただ、屋根塗装は内装のちょっとしたリフォームレベルではありません。足場を組み、複数人の職人が施工を行います。「屋根塗装だけの塗装費用」はいくらかかるのでしょうか？その点についてくわしくお話しします。

屋根塗装だけの塗装費用はいくら？

屋根塗装の費用相場ですが、地域性とともに塗料や屋根の面積でも大きく変動します。スレート屋根で塗装面積50㎡〜80㎡、一般的な2階建て住宅で足場費用込みだと、塗装費用相場は約40万円〜60万円です。坪数でいうと15.12坪〜24.2坪では40万円〜60万円程度になります。ただしあくまで一例であり、屋根材や使用する塗料や時期の他、施工内容によって変動する点には注意してください。この費用相場から、金額が大きく前後左右する可能性はあります。

たとえば塗料は円安や原油価格によっても変動します。「以前、屋根塗装をした際、塗料代はもっと安かったのに」そんなこともあるでしょう。それは経済状況の影響を受けた可能性もあります。

その他、屋根の劣化状態にも左右されるのです。たとえば屋根塗装の前には、高圧洗浄やケレンという下地処理を行います。高圧洗浄やケレンをして汚れを除去するのです。高圧洗浄で排気ガスや雨だれ、苔や藻やカビなどの汚れを除去します。

ケレンでは屋根材をやすりでこすってサビを落としたり、表面を平滑にしたりします。この下準備をしないと、塗料が適切に付着しません。また、軽いひび割れならシーリング材という隙間を埋めるための充填剤で補修します。その範囲が広く、数が多ければその分、時間もかかりますし人手も必要なため費用に影響するのです。ただ、費用の内訳については、誠実な塗装専門業者なら根拠をきちんと説明してくれるでしょう。次に屋根塗装ではどのような部分に費用がかかってくるのかお話しします。

屋根塗装だけといってもさまざまな施工費用がかかってくる

屋根塗装で関連してくる費用内容は以下のとおりです。

・塗料代
・施工費（人件費）
・足場代
・業者の利益

内訳は、塗料代と足場代が約20％です。施工費は約30％、業者の利益は30％です。ただし、業者によってこの比率は変わります。

基本的に塗料代は耐久年数＝グレードが高いほど、高額になります。耐久年数とは、外壁材に塗ってからの塗料の寿命と考えてください。一番安価なウレタンとグレードが高い無機塗料だと、耐久年数は3倍ほど変わります。環境によりますが、ウレタンは10年保たないが、無機塗料は最低でも10年保つ塗料です。その分、費用は10倍程度の差が付きます。塗料メーカーや製品で価格は異なりますが、少なくともウレタンより安い無機塗料はないでしょう。

施工費は、メインである屋根塗装のほか、高圧洗浄や養生、付帯塗装工事や諸経費まで含まれます。諸経費は廃材処理や現場管理費などです。また安全施工と品質の確保のために、足場も組まなければなりません。足場代金は足場をかける面積や高さに比例して大きくなります。

富田美装は住まいを守れる高品質な塗料による屋根塗装

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装は都城市の地域密着屋根塗装、外壁塗装専門業者として高品質な塗装を提案できます。遮熱塗料のシェアNO1を誇るアステックペイントの塗料も提案可能です。

アステックペイントが運営する全国組織プロタイムズに加盟しています。富田美装の保証だけではなく、アステックペイントの保証もあるため品質確保はご安心ください。

アステックペイントでは防汚性能や遮熱性能が高い塗料などもあります。単純に屋根塗装をするだけではなく、快適な住環境にしたい方もぜひご相談ください。

富田美装へのご相談はホームページに設置した問い合わせフォームが便利です。その他、電話やメールやショールームでもお気軽にご相談いただけます。