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代表の富田です！

外壁塗装や屋根塗装を依頼する際、意外と知らないのが「どこまでが対応してもらえる箇所になるのか」ということです。一言で「外壁塗装」と言っても、壁だけを塗装するわけではありません。そのため、いざ工事が開始されて「そこは頼んでない！」慌ててしまう方も稀にいらっしゃいます。

でも、ご安心ください。外壁塗装としてご依頼いただいた段階で「全て含まれている工事」なので、余計な費用が発生する部分を勝手に対応することはありません。では、外壁塗装をする際に持ち出される「外装」に含まれる部分はどこまでなのでしょうか。

今回のお役立ちコラムでは「外装ってどこまでを指している？」という疑問を解決していきたいと思います。

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建物の「外装」とはどこまでを指す？

一般的に、外装と言われる部分は「建物の外側全部」を指しています。建物をちょっとだけ眺めてみてください。

今、あなたの視界に映っている部分は全て「外装」です。これを少し詳しくみていきましょう。

屋根

屋根は建物の外装の中でも、とても重要な役割を持った部分です。雨を防ぎ、家の中に入り込む多くのトラブルを防いでいる部分であり、快適性のためにも非常に重要な場所だということを覚えておきましょう。

屋根が劣化してしまう1番の問題は「雨漏り」です。雨漏りは建物の耐久性を著しく損なうトラブルであり、一度発生してしまうと発現場所までの経路でも劣化が促進されてしまうのです。

そのため、雨漏りが発生しないように適切なメンテナンスを心がけ、建物の耐久性を維持し続けるという対策が必要になります。

使用している材料も多いので、メンテナンス時のコストは比較的高めになってしまいますが、適切なタイミングでのメンテナンスが一番コストを抑えることができるので、後回しにしないように注意しましょう。

外壁

「外装といえばここ！」と言っても良いでしょう。外壁は一番わかりやすい外装です。風除けとしての役割はもちろん、ドアやサッシを設置するための部分なので、外壁がなければ建物として認識はされません。

むしろ、3方向以上が外壁によって囲われていない建物の場合、家屋として認められないということを覚えておきましょう。

外壁の劣化は、建物の美観を損なうだけではなく、耐久性を失う原因にもなります。さらに、建物の価値という点でも、外壁の劣化は大きな影響を与えるポイントとなるということを覚えておいてください。

サッシ

サッシも立派な外装です。家の中からも見える部分なので内装として扱ってしまいそうなのですが、サッシ周辺は外装の役割の方が強いため分類としては外装になっています。

木製サッシ、樹脂製サッシ、金属製サッシというように、複数の種類が存在していますが、これらは外壁塗装で窓枠を塗装したり、カバー工法で歪みを解消したりというようなメンテナンスを必要としますので、メンテナンスタイミングではしっかりとチェックしなければなりません。

サッシのトラブルは「雨漏り」を引き起こし、隙間風等による快適性の低下にもつながってしまいます。一般的には滑車の調整等で対応していきますが、建物自体が歪んでしまうと開閉さえできなくなってしまうでしょう。

そんな時、既存の窓枠を生かしつつサッシを上から重ねて新しい窓を形成する「カバー工法」を用いたり、根本的に修正するために外壁さえも作り直したりという処置が必要になります。

シーリング材

シーリング材に関しては、外装を維持したり緩衝したりというために用いられる「材料」に該当するのですが、対処としては外装と同時に行われるため、扱いは外装の中に入ってきます。

シーリング材が劣化してしまうと、以下のような症状が現れます。

・黒く変色する

・密着が剥がれ縮む

・ひび割れが発生する

このような症状が現れてしまった場合、防水性能が失われてしまうため「雨漏り」が発生してしまうでしょう。また、外壁を保持する効果が失われてしまうため、強風に煽られてしまった場合に「外壁の脱落」なんてことも発生するかもしれません。

シーリング材は一般的に「塗料よりも数年長持ち」するように使用するものを選びます。これは、塗装よりも早くシーリング材が劣化してしまうと、外壁材を保持し続けることができなくなってしまうことが理由として挙げられます。

正常な位置で保持し続け、外壁塗装時にはシーリング材を打ち替えて新しく塗装をするという作業を繰り返すと、いつまでも健全な外壁を維持し続けられるのです。

雨樋

雨樋も外装の一部です。そして、外壁塗装の際にはしっかりと塗り直しをすることで、材質の劣化を防いでいます。

多くの場合、雨樋は樹脂製です。金属製のものを使用している場合もありますが、メンテナンス性や入手のしやすさから樹脂製の雨樋を使用する方が多いです。

樹脂は紫外線によって硬化してしまい、徐々に耐久性を失います。この紫外線対策には外壁塗装で使用する高品質な塗料でのコーティングが必要不可欠とされているのです。

破風

破風とは、屋根の斜面に沿った面に貼られている板のことで「破風板」と呼ばれています。斜面の下り切った側には軒樋が設置されますが、斜面側には樋を設置することができません。そのため、屋根裏に風が入り込むことを防ぐことができないため、対策として設置されているのが破風板なのです。

破風は外壁塗装の際に付帯部分として扱われています。しっかりと塗装することで、いたの劣化を防がなければならず、塗装をし忘れてしまうと表面が荒れて美観を一気に損なってしまうでしょう。

軒天

ベランダに出て屋根の裏側を見ると、そこにある目隠し板が「軒天」です。他には、玄関先にある雨避けの天井に当たる部分も軒天です。正確には「軒天井」と呼ばれます。

これらは屋根が飛び出している部分全体に設置されており、屋根からの雨が直接外壁に当たらないようにと設置されているのです。よく穴が空いて鳥が巣食っているようなこともありますが、本来は外壁塗装のたびに塗り直しが必要な部分です。

玄関ドア

ドアも立派な外装の一部で、塗装対応や交換対応で美観を維持しなければならないということを覚えておいてください。

引き戸も開戸も、ドア枠が歪んでしまうと開閉が困難になります。これはサッシと同様で、調整で対応できないような場合にはカバー工法や作り直しが必要になります。

玄関アプローチ

玄関前の床部分は、塗装こそしませんが対応は我々外壁塗装業者であったり、外構を専門で取り扱っている設備業者だったりします。あまりない創業者が対応するということはありません。

玄関前の床という表現をしましたが、正確には「手すり」や「門柱」なども玄関アプローチの一部になります。

装飾部分

外壁や塀などにある装飾も外装です。脱落しているものや損傷している場合は、外壁塗装業者や外構業者によってメンテナンスされます。

新しいものを設置するという場合も同様です。

屋上

屋上のメンテナンスは「防水業者」が最も得意としています。外壁塗装業者も防水工事を行うため、外回りを扱う業者は比較的得意な工事です。

外壁塗装業者からすると、屋上は「屋根の一部」となるため、メンテナンスするのはお手のものなのです。

ベランダ・バルコニー

ベランダ・バルコニーも防水工事で対処する部分なので、防水業者や外壁塗装業者が対応しています。

外構（塀・フェンス・門扉）

外交に関しては、左官業者や外交業者、外壁塗装業者の手によるメンテナンスが一般的です。

外装の劣化を判断する専門職「外装劣化診断士」

外装のメンテナンス時期を正確に調べる能力を持っている専門家が「外装劣化診断士」になります。どんなことができるのかを簡単にご紹介しましょう。

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「外装劣化診断士」の具体的な仕事内容とは？プロが教える役割と重要性！

劣化状況を正しく判断できる

外装に該当する部分を目視や触れることによって、どれくらいの劣化状態にあるかを判断します。見た目には問題なさそうでも、プロの目から見ると、すでに寿命を迎えているということもあるのです。

メンテナンス方針を決定できる

どのようなメンテナンスをすることで健全化できるかをご提案します。一気に全部を対処するのではなく、段階的に作業箇所を変えることで、一度に発生するご負担を分散させるのも外装劣化診断士の判断です。

外装のお悩みは「富田美装」へ！お問い合わせフォーム・メール・お電話・ショールームでお気軽にご相談ください

外装は建物の屋根や外壁、サッシ、雨樋、破風、軒天、玄関ドア、ベランダ、そして外構や装飾部分など、建物の外側全般を示していることがわかりました。

どの部分が劣化しているか、いつメンテナンスを行うべきかを正しく判断するのは、決して容易なことではありません。そこで活躍するのが、外装劣化診断士という専門家です。

豊富な知識と経験を持つ外装劣化診断士が在籍するプロタイムズ都城店/株式会社富田美装なら、細やかな目利きでメンテナンス時期や方針を的確にご提案し、長く住み続けられる健全な住まいへと導きます。

屋根の防水や外壁塗装、サッシの状態確認、軒天や破風の補修、玄関ドアやアプローチのメンテナンス、ベランダやバルコニーの防水対策に至るまで、建物に関わる外側全てをトータルにサポートいたします。メンテナンスの必要性を感じたとき、あるいは判断に迷われたときには富田美装がお力になります。

お問い合わせフォームやメール・お電話、そしてショールームへのご来店など、ご都合に合わせた方法でお気軽にご相談ください。実際に足を運んでご説明を受けることで、より具体的なイメージを掴むことができ、安心してメンテナンスをお任せいただけます。家の健やかな未来のため、「富田美装」へぜひご連絡をお待ちしております。