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倉庫・工場の遮熱塗装に補助金が出る?都城市で使える“エイジフレンドリー補助金”徹底解説
2025年05月13日(火)
都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください!
代表の富田です!
倉庫や工場を運営している皆さま。法人向けの補助金を利用して設備投資をおこないたいと考えることはありませんか?
今回のお役立ちコラムでは、都城市で使えるエイジフレンドリー補助金について徹底解説します。
その他の法人向け補助金についても紹介しますので、最後まで読んでみてください。
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エイジフレンドリー補助金で遮熱塗装はできないと資料に明記されている
エイジフレンドリー補助金は、高齢者を含む労働者の安全や健康を守るための設備投資に活用できる制度ですが、公式の資料やガイドラインには「遮熱塗装は補助対象外」と明記されています。
問 42 熱中症対策のため、事業所の建物(屋根等)に遮熱性の高い塗料を塗布する工事は補助の
対象となりますか。
答 42 対象外です。
引用元:令和7年度エイジフレンドリー補助金 Q&A
実際に、遮熱塗料の塗装や建物の塗装工事そのものは「労働環境の直接的な安全対策」とは認められず、補助の対象にならないため注意が必要です。
たとえば、手すりの設置や段差解消、滑り止めの取り付けといった物理的な安全対策が主な補助対象となっているため、「遮熱塗装を補助金で実施できる」と案内している業者には十分な注意を払いましょう。
申請段階で不適切と判断されれば、せっかくの計画が無駄になるだけでなく、余計なトラブルを招く恐れがあります。
エイジフレンドリー補助金で遮熱塗装をしませんか?という塗装業者には要注意
近年、補助金や助成金の利用をうたって、遮熱塗装の営業を強引に進める塗装業者が一部見受けられますが、「エイジフレンドリー補助金で遮熱塗装ができる」と案内する業者は特に注意が必要です。
前述の通り、公式に認められていない工事内容を「補助金対象」として営業されると、後々トラブルや補助金の不認可、最悪の場合は違法行為に発展するケースもあります。
補助金の申請は基本的に自己責任で行うため、業者の言葉だけを鵜呑みにせず、かならず市役所や公式の窓口、あるいは認定を受けた社会保険労務士や行政書士等の専門家に内容を確認することが重要です。
補助金の内容をしっかり理解することが重要
補助金を活用する際は、申請内容と補助対象の範囲をきちんと理解しておくことが欠かせません。
特にエイジフレンドリー補助金の場合、補助対象となる工事・設備が細かく定められており、「労働災害防止」「健康保持増進」など目的が明確に設定されています。
遮熱塗装は補助の趣旨や目的に該当しないため、誤って申請してしまうと、審査で不承認になるだけでなく、計画そのものを見直さなければならない事態も考えられます。無駄な手間や費用をかけないためにも、必ず公式情報をチェックし、不明点は必ず専門機関に相談しましょう。
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都城市で使えるエイジフレンドリー補助金とは
エイジフレンドリー補助金とは、中小企業が利用できる補助金の1つで、高齢者を含む労働者が労働環境を整えやすくするための支援制度です。従業員の健康管理や労働災害予防、腰痛防止のために設備投資したいと考えているのであれば、利用する価値があるでしょう。
エイジフレンドリー補助金には「高齢者労働者の労働災害防止対策コース」「転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース」「コラボヘルスコース」という3種類の取り組みがあるため、まずはどのコースが最適なのかを確認してみてください。
高齢者労働者の労働災害防止対策コース
高齢者労働者の労働災害防止対策コースは、60歳以上の労働者がいる中小企業に向けた補助金となっています。転倒・墜落災害防止対策のために、段差解消(バリアフリー化)や滑り防止、転倒防止のための手すり設置や階段の安全対策に設備投資したい場合に最適です。
熱中症リスクの高い作業場への休憩所設置や健康管理システムの導入、作業台の設置や重量物搬送機器やリフトの導入、パワーアシストスーツの導入なども含まれます。高齢者労働者のために何かしらの設備を工場や倉庫に導入するのであれば、検討する価値があるでしょう。
転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース
転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コースでは、転倒や腰痛対策のために運動プログラムを導入したい場合に利用できる補助金となっています。運動やスポーツの指導のために、医師やトレーナーなどを雇いたい場合に最適です。
あくまで指導のための支援コースなので、物品購入などは対象外となる点に注意してください。
コラボヘルスコース
コラボヘルスコースは健康診断結果に基づく禁煙指導や健康管理・研修・教育などを支援するコースです。栄養指導や保健指導、メタボリックシンドローム対策の運動も含まれるため、多くの従業員にたいして健康増進が期待できるでしょう。
エイジフレンドリー補助金の条件や補助額
エイジフレンドリー補助金の条件や補助額はコースによって異なります。業者に相談する前に、事前に確認しておくとスムーズに計画がすすむでしょう。
高齢者労働者の労働災害防止対策コースの場合
対象となる事業者 | ・労災保険に加入している ・中小企業事業者 ・60歳以上の労働者を1名以上雇用している ・60歳以上の労働者が対策を実施する業務に就いている |
補助対象 | 60歳以上の労働者に対する安全のための設備投資 |
補助率・補助額 | 補助率は2分の1(最大100万円) |
60歳以上の従業員がいる中小企業向けの補助金です。コース利用時に1名以上対象者がいれば利用できるため、手すりや滑り止め、転倒防止のための設備を導入したい場合に向いている補助金コースと言えます。
転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コースの場合
対象となる事業者 | ・労災保険に加入している ・中小企業事業者 ・労働者を常時1名以上雇用している |
補助対象 | 労働者の転倒防止・腰痛予防のために専門家などを雇用し運動プログラム・指導・診断の実施 |
補助率・補助額 | 補助率は2分の1(最大100万円) |
転倒防止・腰痛予防のためのコースなので、怪我をした者や腰痛持ちの労働者がいなくても問題ありません。むしろ未然に防ぐためのコースです。補助率・補助額については高齢者労働者の労働災害防止対策コースと同じになっています。
コラボヘルスコースの場合
対象となる事業者 | ・労災保険に加入している ・中小企業事業者 ・労働者を常時1名以上雇用している |
補助対象 | 労働者の健康保持増進のための取り組みを実施 |
補助率・補助額 | 補助率は4分の3(最大30万円) |
コラボヘルスコースは、「転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース」と似ていますが、転倒防止や腰痛防止だけでなく健康保持のための様々な取り組みが対象となります。最大補助額は他の2つのコースとくらべて少ないですが、補助率が高いため利用しやすいでしょう。
エイジフレンドリー補助金はどのコースがオススメ?
対象者がおり、設備を投資したいのであれば、「高齢者労働者の労働災害防止対策コース」が最適です。一方で運動プログラムや指導、健康管理を増進したいためであれば、「転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース」か「コラボヘルスコース」が良いでしょう。
エイジフレンドリー補助金を利用する流れ
エイジフレンドリー補助金を利用する流れは以下の通りです。実際に利用したい場合は、近隣の市役所にあらためて相談することをオススメします。
交付申請書類を提出する
まずは利用したいコースを決めて、交付申請書を入手(公式サイトからダウンロードできます)して、必要事項を記入し、提出します。市役所に出向いて交付申請書を印刷してもらうのも良いでしょう。
審査結果を待つ
申請書類は月末にまとめて翌月に審査されるため、審査結果が出るまでに大体2ヶ月くらいかかります。たとえば5月中に書類を提出した場合は、6月中に審査がおこなわれ、6月末~7月ごろに審査結果が届くでしょう。
交付が決定する
審査が通った場合は申請者宛に交付通知書が届き、通らなかった場合はメールなどが届きます。連絡が無い場合は市役所に問い合わせてみると良いでしょう。
発注・購入・施工をおこなう
交付通知書が届いた後に各種コースに沿った購入や施工をおこないます。交付が決定したとしても交付前に実施した対策については対象外となるため注意してください。
支払い請求書類を提出する
対策が完了しだい、支払い請求書を作成して提出します。書類に不備がある場合は再提出が求められるでしょう。支払い請求書の提出期限を過ぎると、提出しても無効になってしまうため注意してください。
補助金が確定する
支払い請求書に基づいて補助金が確定し、補助金が交付されます。
エイジフレンドリー補助金以外の法人向け補助金
エイジフレンドリー補助金以外の法人向け補助金を3つ紹介しますので、こちらも検討してみてください。いずれもエイジフレンドリー補助金とくらべると大がかりですが、倉庫や工場の設備投資、建替えなどに利用できる可能性があります。
事業再構築補助金
事業再構築補助金は、業態転換や新しい分野への展開を支援するための補助金制度となり、補助金額の範囲も広く、最大1億円となっています。ただし申請には厳格な事業計画書と準備が求められるため、専門家のサポートが必須です。
ものづくり補助金の補助額
「ものづくり補助金」は、様々な設備投資を支援するための制度です。補助額は最大8000万円となっており、大幅な賃上げを伴う場合は最大1億円までが対象になります。事業再構築補助金よりは申請要件が明確なので利用しやすいですが、専門家にサポートしてもらった方がスムーズに申請できるでしょう。
中堅・中小企業大規模成長投資補助金の補助額
中堅・中小企業大規模成長投資補助金は、補助金名の通り大規模な設備投資を対象とした補助金です。10億円以上の投資は必要ですが、最大で50億円(補助率は3分の1)の補助が受けられます。
富田美創がご案内!補助金活用のご相談はお早めに
都城市でエイジフレンドリー補助金の活用を検討している方は、必ず最新の制度内容を確認し、正しい使い方を心がけましょう。
特に「遮熱塗装は補助対象外」と明記されているにもかかわらず、塗装業者から「補助金で遮熱塗装ができます」と提案された場合は慎重な判断が必要です。
誤った申請は補助金不承認や無駄な費用の発生につながるため、専門家や自治体窓口に確認したうえで進めることが大切です。
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装では、工場や倉庫を中心とした法人のお客様に、補助金情報の提供や正確な申請アドバイスを行っています。
「本当に補助金の対象になる工事なのか不安」
「どの制度が利用できるか知りたい」
といったお悩みも、経験豊富なスタッフが丁寧にサポートします。お問い合わせフォームやメール、お電話でのご相談はもちろん、ショールームへのご来店も大歓迎です。
都城市周辺で設備投資や工事をお考えの方は、ぜひ富田美創 までお気軽にご相談ください。
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