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3回塗りが当たり前な理由|塗膜厚・耐久性・メーカー保証の真実
2025年07月04日(金)
都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください!
代表の富田です!
外壁塗装は「3回塗り」が基本と、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。業者の見積書にも「下塗り・中塗り・上塗り」の表記されることが多く、職人の中には「3回塗りが常識です」と説明することも珍しくありません。
しかし、場合によっては4回塗りを検討した方が良い場合もあります。
- 旧塗膜の劣化が激しい場合
- 下地補修や塗り重ねが多い場合
したがって、3回塗りが基本ではありますが、必ずしも3回塗りが良いというわけではありません。
そこで今回のお役立ちブログでは、3回塗りが基本といわれる理由を見ながら、塗布回数を変えると「塗膜厚・耐久性・メーカー保証」にどのような影響が出るかお話しします。
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3回塗りの基本|工程とそれぞれの役割
塗装では3回塗りが基本といわれています。3回塗りを行う際の流れは次の通りです。
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
それぞれ詳しく見てみましょう。
1.下塗り:素材との密着性を高める
下塗りとは、塗装の仕上がりや耐久性を左右する工程です。シーラーやフィラーと呼ばれる専用下塗り材を使い、下地と上塗り塗料の密着力を高めます。省くと塗料が密着しなくなるため、塗膜の剥がれや膨れにつながります。
2.中塗り:塗膜の厚みと均一性を確保
中塗りは、塗膜に厚みを持たせて仕上がりの均一性を整えるために行う作業です。中塗りを省略して上塗りだけで必要な厚みを出そうとすると、塗装後にムラができたり、乾燥不良でひび割れや剥がれが生じたりします。
3.上塗り:美観と耐候性を強化
上塗りは仕上げの作業です。塗膜に光沢感や色の深みを与えるだけでなく、紫外線や雨風から建物を守るバリアとしての効果を発揮させるために行います。規定通りに乾燥させ、均等に塗り重ねることで、塗装を長持ちさせることが可能です。
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「2回塗り」では不十分な理由を見てみよう!なぜ3回塗りが良い?
2回塗りに対応している塗料も存在するものの、不十分なケースも珍しくありません。ここでは、次の2つについて見てみましょう。
- 塗料の性能を発揮できない恐れがある
- メーカー保証が通らない可能性も
3回塗りが基本であるにもかかわらず、2回塗りをするとまずい理由をお話しします。
塗料の性能を発揮できない恐れがある
多くの塗料は「下塗り・中塗り・上塗り」の3層構造を前提に開発しています。2回塗りにすると「密着力・塗膜厚・耐候性」のいずれかが欠けてしまい、本来の機能を発揮できません。
とくに、遮熱塗料やラジカル制御塗料では差が現れやすくなります。
メーカー保証が通らない可能性も
メーカー保証しているケースもありますが、保証の対象となるには「所定の塗装工程」を守っていることが前提です。
「規定塗布量・乾燥時間・塗り重ね回数」などが守られていないと、保証が適用されないリスクが高まります。
3回塗りでは足らず4回塗りが必要になるケースもある!塗布回数を増やす場面とは?
状況によっては、3回塗りではなく4回塗りが必要になるケースもあります。4回塗りが必要なケースは次の通りです。
- 旧塗膜の劣化が激しい場合
- 下地補修や塗り重ねが多い場合
項目ごとに見てみましょう。
旧塗膜の劣化が激しい場合
過去の塗膜が粉を吹いていたり剥がれていたりする場合は、下地が塗料を大量に吸い込んでしまいます。
予防するには「下塗りを2回」する必要があるため、結果4回塗りになるのです。
下地補修や塗り重ねが多い場合
以前の塗装で塗膜に段差ができていたり補修跡が多かったりする場合は、下地の不均一さをならす目的で中塗りを2回することがあります。
仕上がりの見た目や耐久性を考えると、追加塗装は合理的な選択です。
塗装回数が増えると費用も変わる?見積もりの見方とは?
たとえば、「下塗り2回で+1回塗るから割増です」といわれた際、不安になる方もいるのではないでしょうか。しかし、下地の劣化対策や性能維持に必要な施工であれば、家の保護機能を高めることになりますのでご安心ください。
旧塗膜の劣化が激しい場合や吸い込みの激しい下地に対しては、下塗りを2回することで密着性を高め、上塗りの性能をしっかり発揮させる必要があります。重要なのは、追加の塗装が「利益目的の不要な作業」ではなく「建物にとって本当に必要な工程か」という点です。理由を丁寧に説明してくれる業者であれば、信頼できるでしょう。
見積書の項目チェック
見積書では「下塗り・中塗り・上塗りの各工程が明記されているか」「塗料名・塗布量・メーカー保証の有無」などを確認しましょう。「何回塗り」か曖昧にしている見積書には要注意です。
また、塗料名が商品名ではなく「シリコン塗料」「高耐久塗料」など大まかな表現しか書かれていない場合も、不透明な業者の可能性があります。優良業者は、塗布量(㎡あたり○kg)や塗料メーカー・グレード・保証の範囲まで記載されています。
見積書は価格だけでなく、工事の中身や施工品質を見極める重要な資料ですので、疑問点があれば遠慮せず確認することが大切です。
信頼できる業者は回数の理由を説明できる
「3回塗りだから安心」「4回塗りだから高品質」。塗装回数で判断すると施工の本質を見誤る恐れがあります。3回塗りは標準仕様ではありますが、現場の状態によって、最適な塗装回数が変わります。
たとえば、築年数が浅く下地の状態が良い場合は2回でも十分なケースもありますし、劣化が激しかったり高機能塗料を使ったりする場合は、4回塗りが効果的です。
また、無機塗料やフッ素塗料などは、塗料自体が硬く密着しにくいため、下地との相性を考慮して追加の下塗りを行うこともあります。信頼できる業者の場合、塗装回数の根拠を具体的に説明してくれるでしょう。
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富田美創でも3回塗りに対応している塗料を扱っている!それぞれの強み・特徴とは?
富田美創でも、3回塗りで対応可能な塗料を取り扱っています。ここでは、3種類の塗料について見てみましょう。
- 超低汚染リファイン1000Si-IR|シリコン+遮熱+低汚染
- 超低汚染リファイン1000MF-IR|フッ素+無機で20年超
- シリコンREVO1000-IR|コスト重視でも高耐久
それぞれの特徴・違いを見てみましょう。
超低汚染リファイン1000Si-IR|シリコン+遮熱+低汚染
超低汚染リファイン1000Si-IRは、シリコン樹脂をベースに開発された外壁塗料です。「遮熱性・低汚染性・高耐候性」をバランス良く備えています。さらに、親水性の高い塗膜が汚れを雨で自然に洗い流してくれるため、美観の維持も期待できるでしょう。柔軟性が高く建物の微細な動きにも追従しますので、塗膜のひび割れ防止も期待できます。
なお、期待耐用年数は15〜18年でコストパフォーマンスにも優れていますので、一般住宅におすすめの標準モデルです。メーカーが定めた施工基準(3回塗り工程・所定の塗布量・技術講習を受けた職人による施工)を満たせば、メーカー保証を受けられます。
超低汚染リファイン1000MF-IR|フッ素+無機で20年超
長期間にわたる美観と耐久性を重視する方には、超低汚染リファイン1000MF-IRが最適です。フッ素樹脂と無機成分のハイブリッド構成により、「紫外線・塩害・酸性雨」といった外的要因に対して非常に高い耐性を発揮します。沿岸部や豪雪地帯など、過酷な自然環境下でも外壁の劣化を抑え、塗膜の機能と美しさを長く維持してくれるのが大きな特徴です。
なお、期待耐用年数は20〜24年と、アステックペイントのラインナップの中でもトップクラスの長寿命を誇ります。標準の施工仕様は、下塗り・中塗り・上塗りの「3回塗り」が基本となるものの、建物の劣化状況や塗装面の状態によっては4回塗りをします。厚く強固な塗膜が形成するため、耐久性アップを実現したい方におすすめです。
シリコンREVO1000-IR|コスト重視でも高耐久
シリコンREVO1000-IRは、コストを抑えつつも遮熱性・耐久性に優れた設計が特徴です。高性能シリコン樹脂をベースにしており、強い日差しや風雨にさらされる環境下でも、チョーキング(白亜化)や色あせなどの経年劣化を抑える効果があります。リーズナブルな価格帯でありながら、しっかりと建物を保護し、外観の美しさを長期間維持できる点も強みです。
なお、期待耐用年数は13〜16年で、「下塗り・中塗り・上塗り」による3回塗りが基本です。塗膜に十分な厚みが確保されるため、紫外線や風雨に対する耐候性が大幅に向上します。
迷ったら富田美創へ!「3回塗り」の真価と最適な塗装回数はプロに相談を
外壁塗装で「3回塗りが常識」とされる理由には、塗膜の厚みや耐久性、メーカー保証といった住まいの安心を守るための根拠があります。富田美創では、3回塗りが基本ですが、劣化状況や下地の状態によって最適な塗装回数をご提案し、不要な工程はおすすめしません。追
加塗装が本当に必要かどうかも丁寧にご説明し、見積書にも工程や塗料名・保証内容を明記して透明性のあるご提案を徹底しています。
「自分の家は何回塗りがベスト?」
「メーカー保証がちゃんとつくの?」
など、気になる点はお気軽にプロタイムズ都城店/株式会社富田美装へご相談ください。お問い合わせフォーム・メール・お電話はもちろん、ショールームでのご相談もお待ちしています。あなたの住まいに最適な塗装プランを、プロが一緒に考えます!
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