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得か損か?5年後に後悔しない遮熱塗料選び
2025年07月14日(月)
都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください!
代表の富田です!
近年、真夏になると猛暑に悩まされる方が増加しています。2025年現在、省エネ意識の高まりや電気代の上昇も注目されるようになりました。
「猛暑に負けず快適に暮らしたい」というニーズが増加する中で、対策の1つになりえるのが遮熱塗料です。
「遮熱塗料」という言葉を初めて聞いた方にとっては、わからないことも多いかもしれません。
そこで今回のお役立ちコラムでは、最新の遮熱塗料についてくわしくお話しします。コストや耐久性など、利点や弱点を比較することで、導入するかどうか適切な判断ができるのです。
また、遮熱塗料に限らず、塗装工事はその時点で満足できればいいものではありません。次の塗り替え時期まで、効果が持続しないと不満が出てきます。5年後、後悔しないための遮熱塗料選びについてくわしくお話しします。
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遮熱塗料は「5年後に後悔しない選択」になり得るか?
遮熱塗料は、住まいの快適性向上・電気代の節約・建物を守るという面でメリットがあります。
ただ「他の塗料とどう違うのか?」と疑問を浮かべた方もいるかもしれません。「塗料はデザイン性を高めるだけ」と考えている方なら、不要と感じる方もいるでしょう。
基本的に塗料は外壁や屋根を保護するために行います。塗料成分の樹脂・顔料・添加剤が硬化することで、紫外線や雨風から住まいを守る塗膜が形成されるのです。
同時に、特別な機能性を備えたものがあります。その特別な機能性の中に、遮熱機能も含まれているのです。
遮熱塗料の仕組みと期待できる効果
遮熱塗料は太陽光を反射できます。真夏に住まいの室温が過剰なほど上昇するのは、太陽光が原因です。さらにいうと、太陽光に含まれる近赤外線が外壁や屋根の気温を上昇させます。
屋根や外壁は太陽光のエネルギーを吸収します。そのエネルギーが熱に変換される仕組みがあるのです。
とくに黒や濃い色の屋根や外壁は、近赤外線をよく吸収する性質があります。逆にしろや明るい色の素材は反射するのです。
また、ガルバリウム鋼板やトタン屋根のような金属製だと、熱伝導率は高い性質を持っています。吸収した熱は内部に伝わりやすい特性を持っているのです。
素材内部を伝わり屋根裏や室内へ伝わる
屋根や外壁で発生した熱は、素材を伝わって屋根裏や室内へと伝わるのです。熱伝導と呼ばれる現象ですが、熱くなる原因は他にもあります。
輻射熱は熱くなった外壁や屋根表面から熱が放出される現象です。屋根裏空間や天井から輻射熱が多く室内へ放出されるために、室内温度は過剰に上昇します。
真夏の室内でエアコンを付けてもなかなか涼しくならないのを実感したことはありませんか?理由は熱伝導や輻射熱が関係しているのです。
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近赤外線を反射できれば屋根や外壁は熱がこもらない
遮熱塗料は太陽光が屋根や外壁の温度を高めることに着目した塗料です。近赤外線が屋根材や外壁材に吸収されないと、熱くなりません。
遮熱塗料は特殊な顔料を配合し、近赤外線を効率的に反射する性質を持っています。屋根や外壁が熱くならなければ、熱伝導も輻射熱も発生しにくくなるのです。これが、遮熱塗料により、真夏の室温上昇対策が期待できる理由と言えます。
遮熱塗料導入が進む背景
電気代の高騰や猛暑の長期化、SDGsの流れが背景にあります。SDGsはエス・ディー・ジーズのことで「持続可能な開発目標」を意味します。
世界中を対象に達成を目標としていますが、エネルギー問題も含まれているのです。省エネルギー住宅の流れも、SDGsの考えが背景にあります。
暑いからと1日中エアコンを付けていると、電気代が不安になる方もいるでしょう。とくに毎日節約を意識していると「我慢」を意識しているご家庭もあります。
ただ、毎日35度レベルの猛暑が続いている昨今、我慢にも限界があるでしょう。それでも我慢してエアコンを付けないと、住まい内部での熱中症につながります。
熱中症は社会問題化されているほど深刻です。高齢者の中にはそのままお亡くなりになられる方も出てきました。幼い子どもにとっても熱中症は恐ろしいものです。
犬や猫をペットとして飼っている方もいるでしょう。犬や猫など、体温調節が苦手な動物は多数います。
現実的に熱中症で亡くなっている方は多数
平成7年~令和5年の間に、熱中症で亡くなられている方は、約6,038人です。そのうち令和5年だけでも65歳以上の方は、1,375人に上っています。
基本的に高齢者ほど、熱中症は深刻な状態になりやすいのです。また、高齢者だけではなく20歳から65歳までの年齢層でも死亡者は出ています。このことからも、熱中症はけっして油断できないものと、わかるのではないでしょうか。
参照:厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~令和5年)~ 人口動態統計(確定数)より
最新の遮熱塗料の機能性とは
アステックペイントという塗料メーカーがあります。遮熱塗料シェア4年連続1位を獲得しているほど、遮熱塗料に強みを持っている企業です。
遮熱塗料の効果を検証する実験結果も公表しています。使用塗料は「超低汚染リファイン500Si-IR」で、2018年6月に施工しました。
工場屋根で、塗装した面と未塗装の面を比較したものです。2018年8月23日9:00~18:00までの間、屋根の温度変化をチェックしました。
13:00、外気温36.8度の状況で測定しています。未塗装面の温度は58.7度のところ、超低汚染リファイン500Si-IRでは、屋根表面温度40.1度、屋根裏面温度34.0度を記録したのです。
屋根表面温度最大18.6度低下、裏面温度は塗装後の表面温度と比較して6.1度低下という結果でした。この実験からも、室内温度対策として期待できることがわかります。
参照:AP ONLIN 【特集】アステックペイント 遮熱塗料シェア4年連続1位を獲得
遮熱塗料のメリット
ここからは遮熱塗料のメリットとデメリットをくわしくお話しします。
冷房効率の向上と省エネ効果
遮熱塗料を塗布することで、建物内の温度が2度や4度下がるだけでも非常に意味があります。
一室だけではなく建物内部の温度低下が期待できるのです。冷房が効いた室内を出ると、ねっとりとした暑い空気が廊下に漂ってうんざりする方もいるかもしれません。そのような問題も回避できます。
また、冷房効率という点でも向上が期待できるのです。エアコンの設定温度を低くすると、電気代にも影響が出ます。
エアコンは設定温度を目指し、パワフルに稼働するのです。設定温度が低ければその分、時間もかかります。その分、電気代がずっとかかることになるのです。
遮熱塗料で建物内部の室温が低下すれば、設定温度まで到達するのに長時間かかりません。その点で、冷房効率が向上し、真夏の電気代節約にも貢献します。
外壁・屋根の劣化を抑制
外壁材や屋根材は熱の影響で膨張収縮します。熱くなると膨張し、冷めると収縮するのです。硬いものが無理やり動くわけですから負担は大きくなります。
紫外線のダメージも無視できません。遮熱塗料は近赤外線を効率的に反射しますし、高耐候性を備えているものが多数あります。耐用年数もハイグレード塗料に負けない15年レベルのものもあるのです。中級グレードのシリコン塗料より、寿命が長いために再塗装の期間までの期間が長くなり、メンテナンスに関するコストパフォーマンスは高いと言えます。
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遮熱塗料のデメリットや弱点とは?
遮熱塗料にもデメリットや弱点はあります。とくに安価な遮熱塗料の場合、効果が長続きしないというデメリットです。
基本的に塗料は耐用年数や機能性で費用が決定します。遮熱塗料は遮熱という特別な機能性が備わっているために、一般的な塗料より高額の部類になるのです。
価格を気にし過ぎると、耐候性や防汚性の低い遮熱塗料が選択肢となります。想定より早く遮熱効果が落ちるリスクもあるのです。そのため製品選びや、遮熱塗料メーカー選びは慎重さが求められます。
初期費用は一般塗料より高額
外壁塗装は30坪の場合、約65万円〜90万円はかかります。ただ、塗料によって費用は大きく変動するのです。
遮熱塗料の場合、一般的な塗料より高額設定になります。塗装面積や住まいの規模でも変わりますが、同じ30坪なら約90万円〜120万円程度は見ておいたほうがいいかもしれません。
あくまで目安ですから、塗装業者によってはキャンペーンを利用して価格設定を抑えているケースもあります。また、地域によっても変わるため、実際の価格は相談する塗装業者に相談してみてください。
5年後を見据えるなら業者選びも重要
5年後「遮熱塗料を選んでよかった」と思えるためには、塗装業者選びも重要です。遮熱塗料自体は品質がよくても、職人の腕が低いなら下地処理が雑で塗りムラが発生するかもしれません。
遮熱塗装をするなら、遮熱塗料の施工実績が豊富な塗装業者を選ぶのは必須と言えるでしょう。また、確実性を高めるため、口頭ではなく保証書という書面として出す塗装業者を選ぶとリスクは低くなります。
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遮熱塗料は、真夏の室温上昇を抑え、省エネや快適性を高めるだけでなく、外壁や屋根の劣化防止にも役立つなど、多くのメリットがあります。
しかし、導入コストや耐用年数、製品による性能差などもあり、「安いから」「流行っているから」と安易に選んでしまうと、5年後に後悔することも少なくありません。遮熱塗料は“塗って終わり”ではなく、長期視点で暮らしやメンテナンス費用にどう影響するかを見極めることが重要です。
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装では、遮熱塗料の特長や最新機能、施工事例、塗装後のサポートまで、専門スタッフが丁寧にご説明します。ご希望やご予算、今後の暮らし方までヒアリングしたうえで、5年後も「やって良かった」と実感できる塗装プランをご提案しています。
疑問や不安は、ぜひ富田美創までご相談ください。フォーム・メール・お電話・ショールームでのご相談もお待ちしております。
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