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子どもたちの汗と危険を減らした「涼しい校舎」の舞台裏|学校の熱中症対策に遮熱塗装が選ばれる理由
2025年07月28日(月)
都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は
プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください!
代表の富田です!
外装劣化診断士として、これまで多くの学校や公共施設の現場を見てきました。年々厳しさを増す猛暑のなか、児童や生徒の健康と安全を守るためには「熱中症対策」が不可欠です。
しかし、エアコンの設置だけでは校舎や体育館の内部温度上昇を十分に抑えきれないのが現実です。そこで近年注目されているのが、屋根や外壁に施工する「遮熱塗装」です。
今回のお役立ちコラムでは、遮熱塗装の具体的な仕組みや費用感、そして自治体・PTAへの提案時のポイントまで、現場目線で詳しく解説します。子どもたちがより安全で快適に学べる環境づくりのヒントとして、ぜひご覧ください。
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なぜ今「学校の熱中症対策」が求められるのか
近年、記録的な猛暑が毎年のように続き、宮崎県内でも学校での熱中症リスクが深刻化しています。校舎や体育館などの施設は築年数が古いケースも多く、十分な暑さ対策がなされていない現場も少なくありません。
児童・生徒が日々安心して学び、活動できる環境を維持するには、従来の方法だけでなく“建物自体の高温化”への抜本的な対策が不可欠です。
現場の保護者やPTAからも「わが子を守りたい」という声が高まりつつあり、自治体や学校の責任として本気で取り組むべきテーマとなっています。
深刻化する夏の猛暑と児童・生徒のリスク
猛暑が続く今、学校に通う児童・生徒は熱中症リスクに常にさらされています。地球温暖化の影響で夏の気温が上昇し、宮崎県でも35℃を超える日が珍しくありません。
とくに校舎や体育館は屋根や壁が熱を蓄えやすく、気づかぬうちに室内温度が危険な水準まで上昇することもあります。実際に、日中の体育館で運動した児童が体調不良を訴え、救急搬送されたケースも報告されています。
こうした「いのち」のリスクを見過ごさず、根本的な熱中症対策に取り組むことが、今の学校現場に求められています。
エアコンだけでは防げない校舎の高温化
エアコンを設置しても、校舎や体育館の高温化を完全に防ぐことはできません。なぜなら、建物自体が強い日差しによって加熱されてしまい、室内温度がエアコンの冷房能力を上回る場合があるからです。
例えば屋根や外壁が蓄えた熱が、放熱しきれずに夕方まで室内に残り続け、エアコンを使っていても「暑くて勉強や運動に集中できない」という声が現場で多く聞かれます。
冷房設備だけに頼るのではなく、遮熱塗装による“建物そのものの温度上昇抑制”が今こそ必要です。
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遮熱塗装の仕組みと学校現場での活用例
ここ数年、学校現場でも注目されている熱中症対策の一つが「遮熱塗装」です。遮熱塗装は、屋根や外壁に特殊な塗料を塗るだけで、太陽光が反射されます。太陽光が反射されることで建物表面の温度上昇を抑え、室内環境の改善に大きく貢献するものが遮熱塗装です。
実際に宮崎県内の小中学校や公共施設でも導入事例が増えており、児童・生徒の安全だけでなく、施設運営の省エネや長寿命化の面でも効果が認められています。
ここでは、その仕組みと、一般塗料との違い、学校現場での実際の活用効果について詳しくご紹介します。
遮熱塗装とは?原理と一般塗料との違い
遮熱塗装は、太陽光を効率よく反射し、屋根や外壁に熱が吸収されるのを防ぐ特殊な塗料です。一般的な塗料は色や質感にこだわることが多いですが、遮熱塗料は熱エネルギーのカット率を重視して開発されています。
そのため、表面温度の上昇を大幅に抑えることができ、夏場には通常の塗料と比べて10℃〜20℃程度の温度差が生まれることも珍しくありません。
遮熱性能のある塗料は、メーカーごとに反射率や耐久年数などの違いがありますが、いずれも「建物内部の温度上昇を抑える」ことを主な目的としています。
結果として、屋内の冷房負荷を軽減し、児童・生徒の健康を守る環境づくりにつながります。
屋根・外壁に塗るだけで変わる温度と環境
遮熱塗装の最大の特徴は、既存の屋根や外壁に塗装するだけで、工事後すぐに効果が体感できる点です。施工後は、炎天下でも屋根の表面温度が抑えられるため、室内の温度上昇も大幅に軽減されます。
たとえば体育館や教室の屋根を遮熱塗装した場合、同じ条件下で比べると、室温が2~4℃程度低くなるケースが多く報告されています。これはエアコンや扇風機の使用状況にも影響し、設備に頼らなくても涼しさを感じられるため、電力消費や騒音の軽減にもつながります。
暑さによる集中力低下や「いのち」の危険がある熱中症を防ぐためにも、屋根・外壁への遮熱塗装は学校現場で非常に有効な対策です。
冷房効率アップ・省エネ効果も期待できる
遮熱塗装によって建物自体の温度が上がりにくくなると、冷房機器の効きが格段に良くなります。これにより、エアコンの設定温度を高めにしても快適に過ごせるようになり、電気代の節約や二酸化炭素排出量の削減といった省エネ効果も期待できます。
実際、宮崎県内で遮熱塗装を導入した小学校では、夏場の冷房使用量が約20%削減されたという報告もあります。
これは単に経費節減につながるだけでなく、地域や学校全体の“脱炭素”への取り組みの一環にもなります。冷房効率の向上は、児童・生徒の健康を守るだけでなく、持続可能な学校運営という観点からも大きなメリットです。
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気になる費用と工事の流れ
学校に遮熱塗装を導入する際、最も重視されるのが費用と工程の透明性です。屋根や外壁への遮熱塗装は、一般塗装よりも若干高めの費用設定となりますが、そのぶん省エネ性や耐候性に優れています。
自治体やPTAで予算を検討する際にも、㎡単価や全体見積の目安、期間の流れ、そして補助金制度を含めた資金計画を明確にして提示できれば、提案成功につながります。
屋根・外壁の遮熱塗装、費用の目安と内訳
遮熱塗装の㎡単価の目安は、約2,500円~5,000円/㎡と幅があります。遮熱シリコンであれば3,000~5,000円/㎡程度、耐候性が高い遮熱無機塗料なら5,000~7,000円/㎡に達することもあります。
体育館の場合は平均すると約1000㎡~約1500㎡ですから、遮熱シリコンの平均単価3,750円/㎡で計算すると総額で約375万~563万円程度が一つの目安です。
費用の内訳は、足場設置、高圧洗浄、下塗り・中塗り・上塗りといった塗装工程、付帯部の塗装、材料費、諸経費(養生など)に分かれます。
実例では、屋根80㎡程度で工事総額約50万円という例も報告されています。外壁を含めた大規模な施工では、㎡単価や施工規模により総額が1000万円以上になるケースも想定されます。
施工期間の実際と夏休み中のメリット
遮熱塗装の施工期間は工事規模により異なりますが、屋根や外壁を含めた学校施設全体で10日~2週間程度が一般的です。特に夏休み期間中に実施すれば、授業への影響を最小限に抑えながら、一気に施工を進められるメリットがあります。
足場設置→洗浄→下地処理→塗装(3層)→点検・補修→撤収という流れが標準的です。下地補修やひび割れ対応が必要な場合は若干延長されますが、夏休み中の施工計画を立てれば日程管理もしやすく、安全対策と一緒に進行できます。
ただし、真夏に工事を行う場合、作業員の熱中症対策の観点から休憩時間が多め&こまめに取るケースが多く、1か月以上かかる場合もあります。
自治体・PTAが使える補助金・助成金情報
多くの自治体では、遮熱塗装に対して助成金制度を設けている例があります。市区町村によっては、上限5万円~20万円程度の補助がある生活者向け塗装助成制度も存在していますす。
対象となる条件には、施工前後の温度測定データ、JIS認証製品の使用、本社所在地が自治体内であることなどが含まれる場合があります。
学校や公共施設向けに補助対象となる制度を用意している自治体もあり、PTAや自治体担当者と連携して申請要件や書類準備を早期に進めることが重要です。
事前申請や報告書類作成に手間がかかるため、専門業者の協力やフォローがあるとスムーズです。
自治体・PTAへの提案を成功させるコツ|よくあるご質問(FAQ)
遮熱塗装を自治体やPTAに提案する際、「どのような資料が効果的か」「どんなポイントを伝えれば採択されやすいか」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。
そこで、富田美装が実際に学校関係者やPTAから多く寄せられるご質問をFAQ形式でまとめました。検討・提案時の疑問解決にぜひお役立てください。
Q1.遮熱塗装の効果を提案でどう伝えればよいですか?
A.実際に施工した前後の温度データや電気代の削減率、教室の最高温度が何℃下がったかなど「数値データ」を提示することが有効です。
また「エアコン稼働時間が○割短縮」「児童・教職員から『安心して学べるようになった』との声」など現場の体感やアンケート結果、現場写真などを添付することで、より説得力が増します。
Q2.提案書にはどのような情報を盛り込むべきですか?
A.遮熱塗装の仕組み・効果、導入事例、コスト比較や助成金制度の活用例、導入後の運用・効果測定方法など、関係者が気になるポイントを整理して記載しましょう。
図表や写真を用いて視覚的にまとめることで理解が深まり、意思決定を後押しできます。
Q3.PTAや自治体への提案を進める際のコツは?
A.まず現状の課題を整理し、他校の成功事例や実際のアンケート結果をもとに改善策として遮熱塗装を提案する流れが効果的です。提案段階ごとに関係者と丁寧に情報共有し、合意形成を重ねていくことで採択の可能性が高まります。
富田美装では、提案資料の作成や現地調査・データ収集、補助金の申請サポートもお手伝いしています。
「涼しい校舎」は富田美装にご相談を!学校の熱中症対策は実績と効果で選ぶ時代
ここまでご紹介してきたように、遮熱塗装は児童・生徒の健康を守りながら、学校現場に“快適な学びの場”を実現できる画期的な熱中症対策です。単にエアコンを増設するだけでなく、建物自体の温度上昇を根本から抑えることで、冷房費やメンテナンスコストも大きく削減できます。
実際に宮崎県内で多くの実績を重ねてきたプロタイムズ都城店/株式会社富田美装では、現場調査から診断、最適な遮熱塗装のご提案まで一貫対応。自治体やPTAのご担当者様からは「数字で見ても体感しても効果がはっきりわかる」と多くのご評価をいただいています。
今こそ学校環境の課題を根本から解決するチャンスです。「他校の事例を詳しく知りたい」「費用感を知りたい」「導入に必要な資料が欲しい」といったご相談も、富田美装が丁寧にお応えします。
ぜひ下記お問い合わせフォームやメール、お電話、またはショールームへのご来店でお気軽にご相談ください。
児童・生徒、そして保護者・教職員の皆さまにとって「涼しい校舎」、「いのちを守ることができる学び舎」を一緒に実現しましょう。
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