都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください！

---

代表の富田です！

ハイツやマンションの共用廊下は、入居者が毎日通る“生活動線の要”です。雨の日や夜間、足元が滑りやすくなると事故やクレームの原因になり、建物全体の印象にも影響します。都城市のように雨量と日射の両方が多い地域では、防滑性・耐候性・静音性を兼ね備えた長尺シート施工が有効です。

今回のお役立ちコラムでは、都城市の気候や建物環境を踏まえながら、長尺シート・ノンスリップタイル・塗床仕上げの違いを徹底比較します。さらに段鼻金物や端末納まりなど、採用時に見落とされがちな実務ポイントを具体的に解説していきます。

▼合わせて読みたい▼
都城市で雨漏りを早期発見するポイント！初期症状を知れば異変にいち早く気づける！

共用廊下のリニューアルが必要になるサイン

共用廊下の床は日々の出入りで摩耗・汚損が進みやすく、次のようなサインが見られたら更新を検討すべき時期です。

• 表面がツルツルして滑りやすい
• 雨水や泥汚れが溜まりやすくなった
• 騒音（足音・カツカツ音）が目立つ
• 塗床の剥がれ、下地のひび割れがある
• 見た目が古く、建物全体の印象が暗い

都城市では、南九州特有の高湿度と気温差で塗床の膨れや剥離が起きやすい傾向があります。とくに鉄骨階段・外廊下では、結露や紫外線による劣化が早く、防滑シートへの更新が効果的です。

3種類の仕上げを比較｜長尺シート・ノンスリップ・塗床の違い

共用廊下の床仕上げには主に3パターンあります。それぞれの特徴と向き・不向きを整理します。各仕上げ材には一長一短があり、費用だけで判断すると後悔するケースも少なくありません。

下表では、滑り止め・耐久性・清掃性などの観点から3種類を比較します。

 

とくに共用廊下では「防音」と「メンテ性」のバランスが重要です。タイルは硬く音が響きやすく、塗床は経年劣化が早い傾向にあるため、居住性と美観を長く保ちたいなら長尺シートが最適といえます。

長尺シートは、防滑・美観・防音のすべてをバランス良く備えており、入居者の安心感と資産価値の両立が可能な選択肢です。

長尺シート施工の流れと工期モデル

都城市の2階建てハイツを例に、共用廊下（延べ30㎡）の施工手順を紹介します。

1.既存床の撤去・下地調整

古い塗床やシートを撤去し、下地のひび・段差を補修します。凹凸や傾きが残ると仕上がりにムラが出るため、下地のレベル調整（樹脂モルタルなど）が最重要工程です。

所要日数：0.5〜1日

注意点：塗床残渣の削り取り・ホコリの除去を徹底

2.接着剤塗布・シート仮敷き

シート裏面に専用接着剤を均一に塗布し、一定時間オープンタイムを取ってから圧着します。温度や湿度の影響で接着力が変わるため、都城の高湿期（梅雨・秋雨）には施工時間を調整する必要があります。

所要日数：1日

注意点：気泡防止ローラーで中央から圧着

3.段鼻金物・端末処理

シートの端部や階段との境界は、一見小さな部分ですが耐久性を大きく左右します。ここを丁寧に設計・施工することで、浮きや剥がれ、雨水の侵入防止が可能です。階段との境界に段鼻金物（ノンスリップバー）を取り付け、端部はシーリングまたは見切り金物で納めます。金物はアルミ・ステンレス・樹脂など種類があり、滑り止め効果＋意匠性＋耐久性を兼ねたものを選ぶのがコツです。

所要日数：0.5〜1日

注意点：段鼻ラインの通りを正確に出すこと

4.仕上げ・清掃・完了検査

全体を清掃し、端末のシール・ジョイントの浮き・圧着状態を確認します。立入規制を解除する前に、試し歩行で浮き・段差を最終チェックして完了です。

総工期：2〜3日（延べ30㎡想定）

端部納まりと段鼻金物の設計ポイント

長尺シート施工で仕上がりを左右するのが「端部納まり」と「段鼻部」です。ここを誤ると、端から剥がれたり、雨水が入り込む原因になります。

▼合わせて読みたい▼
外壁塗装工事の材料選び！塗料以外で注意すべきポイントとは？【都城市・小林市・えびの市】

共用廊下の長尺シートでも「材料選定」は品質を左右します。見落としやすい素材の違いを解説しています。

■端部納まりの基本パターン

• 押え金物納まり：金物でシート端を物理的に固定。耐久性◎
• シーリング納まり：接着＋シーリングで柔軟性◎（水密性重視）
• 立上り一体納まり：壁面までシートを立ち上げて貼るタイプ。防水性◎

都城市のように雨が多い地域では、立上り一体納まり＋シーリング補強が最も安全です。

■段鼻金物の選定ポイント

 

段鼻には防滑テープやノンスリップバーを併用することで、雨天時の転倒リスクをさらに軽減できます。

騒音・臭気・入居者対応の実務ポイント

集合住宅の共用廊下工事では、安全な施工管理と同じくらい「入居者への配慮」が重要です。いくら美しく仕上がっても、施工中にトラブルが発生すれば評価は下がります。

都城市でもハイツや賃貸アパートでの長尺シート施工は、生活動線上での工事となるため、日常生活への影響を最小限におさえることが信頼獲得の鍵になります。

臭気対策：低臭タイプの接着剤を採用

近年は「エコタイプ接着剤」や「水性ウレタン系ボンド」など、臭気をおさえた製品が普及しています。

とくに夏場の施工では換気が難しく、においがこもりやすいため、臭気対策の工夫が欠かせません。施工時には風向きや換気扇の位置を考慮し、臭気が室内に流入しないように養生幕の設置も効果的です。

騒音対策：作業帯の明示と静音化ツールの使用

長尺シートの施工は下地処理（ケレンや研磨）で音が出やすい工程があります。現場では、早朝や夜間作業を避けるだけでなく、低騒音タイプの工具を使用するなどの配慮が求められます。

また、「作業帯時間」を明示した掲示物を事前に貼り出し、予告なく音が出ることがないようスケジュール共有は徹底するのが有効です。

通行規制：案内掲示と声かけの徹底

共用廊下は居住者が必ず通る動線のため、「片側通行」または「時間帯通行止め」を実施します。具体的な掲示例は以下の通りです。

「○月○日〜○月○日共用廊下改修工事のお知らせ

作業時間：9時〜17時／一部通行制限あり」

さらに、入居者が帰宅する夕方前には仮復旧を行い、通行時の段差や滑りを防ぐなど、“使いながら直す”施工管理が求められます。

施工前の挨拶回りや、掲示だけでなく口頭での声かけも、現場トラブルを未然に防ぐ重要なポイントです。

清掃・メンテナンスのコツ

長尺シートは美観・防滑・防音性能を兼ね備えた床材ですが、清掃やワックス管理の方法次第で寿命が倍以上変わるといわれています。施工後の維持管理をしっかり行えば、10年以上にわたり「施工当初の質感」を保つことが可能です。

日常清掃：中性洗剤＋モップで軽汚れを除去

都城市の集合住宅でも多く採用されている長尺シートは、日常的には水拭きと中性洗剤で十分です。強いアルカリ性・酸性洗剤は表面のUVコート層を傷めるため、使用は避けましょう。モップは柔らかいマイクロファイバー製を使うと、細かい凹凸部のホコリも除去できます。

定期清掃：高圧洗浄＋保護コーティング

半年〜1年に一度、専門業者による高圧洗浄と再コーティングを行うと、表面の防滑性と光沢を維持できます。とくに外廊下では泥・砂・雨水の流入で劣化が早まるため、防汚トップコートの再塗布が効果的です。これにより、摩耗や色褪せを防ぎ、施工当初の防水性を長期間維持できます。

注意点：強溶剤・スチーム洗浄はNG

溶剤系洗剤やスチーム洗浄は接着層を軟化させ、シート浮きや端部の剥がれを引き起こす原因になります。とくに夏場は床温度が高くなるため、洗浄時の温度にも注意が必要です。

メンテナンス体制の構築

長尺シート施工では、気温・湿度に応じてオープンタイムや圧着条件を調整し、剥離や浮きを防止することが大切です。

清掃会社と連携し、汚れの種類や使用頻度に応じたメンテナンス周期を設定することで、長尺シートの耐用年数を最大限に延ばすことが可能です。

美観を保ち続けることは、入居者満足度の向上にも直結します。施工後のアフター体制まで含めて整備しておくことが、共用部リフォームを成功に導く鍵です。

都城市の気候と施工時期のポイント

都城市は年間を通して温暖で湿度が高く、とくに梅雨期（6〜7月）と秋雨（9〜10月）に施工する場合は、接着剤の乾燥不良に注意が必要です。

多くの施工会社では、施工後に「定期メンテナンススケジュール表」や管理マニュアルを共有し、長期維持管理をサポートしています。

見積もりと費用感の目安

 

※都城市の2階建てハイツ想定。劣化状況や撤去範囲により変動します。

▼合わせて読みたい▼
見積もり価格だけで選ぶのはリスク大！悪質業者の手口と見分け方

工事の透明性や適正価格を見極めるために知っておきたい注意点をまとめています。

共用廊下リニューアルで失敗しないために。富田美装へお気軽にご相談ください

共用廊下の長尺シート施工は、防滑性・防音性・耐久性・清掃性をすべてバランス良く備えた仕上げで、都城市のような高湿度・強日射・降雨の多い地域では特に効果を発揮します。表面の摩耗や騒音、塗床の膨れ、タイルの目地汚れといった共用部特有の劣化も抑えられ、入居者満足度や建物価値の向上にも直結します。

さらに施工では、端部納まりや段鼻金物の設計、下地調整、湿度に合わせた接着条件など“見えない部分”が仕上がりを大きく左右するため、気候特性と実務知識の両方を理解した専門業者に依頼することが重要です。

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装では、都城市での長尺シート施工を多数手がけており、施工前の動線配慮や騒音・臭気対策、入居者対応まで一貫してサポートしています。共用廊下の滑りやすさ・見た目の老朽化・騒音などでお困りのオーナー様は、ぜひ富田美装にご相談ください。

お問い合わせはフォーム、メール、電話、ショールーム来店にて受け付けています。