都城市、小林市、えびの市の外壁塗装・屋根塗装は

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装にお任せください！

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代表の富田です！

外装劣化診断士とは、建物の外装状態を診断し、修繕やメンテナンスの適切な提案ができるプロフェッショナルです。「一般社団法人塗装品質機構」主催の民間資格で、国家資格とは異なります。そうだとしても簡単に取れる資格ではありません。

外壁塗装や屋根塗装のような塗装工事は、新しい塗料を塗りさえすればいいわけではないのです。建物の劣化状況や、適切な修繕方法の選択は、塗装業にたずさわった方でも簡単ではありません。間違った判断で、間違った塗料を使い、さらに不適切な方法で施工をしても塗料のはがれのようなトラブルが発生するでしょう。

外装劣化診断士が丹念に調査し、適切な修繕方法やメンテナンス方法を見極めることで施工不良という失敗を回避できるのです。そこで今回のお役立ちコラムでは、外装劣化診断士についてくわしくお話しします。

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外装劣化診断士を認定する「一般社団法人塗装品質機構」とは？

外装劣化診断士は民間資格であり、主催するのは「一般社団法人塗装品質機構」です。塗装品質機構は住まいの塗装工事の解決を目的として設立されました。

一般財団法人塗装品質機構は

「住まいの塗装工事についての良好な確保」

を目的として、設立されたのです。住まいを長期間維持し、活用するにはメンテナンスが欠かせません。そのメンテナンス工事の中で塗装工事は中心的な役割を持っています。

ただし、住まいの塗装工事の需要が拡大することによって、トラブルも増加していることも事実。さらに、トラブルが増加する傾向は塗装工事の増加よりも大きいという現状があります。

住まいのトラブル！実はリフォーム業者が圧倒的に多い！

塗装工事を発注する施主は、塗装について専門知識を持っているわけではありません。わからないことを狙って悪質業者は手抜きをしたり、いい加減な塗装工事をしたりします。

公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが住まいに関するトラブルの統計を公表しています。住宅相談統計年報2022年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析住宅相談統計年報2023で、多くのトラブル事例がデータ化されているのです。

リフォーム相談は8,966件でした。そのうち50歳代が28.0％と最も高い割合です。リフォーム相談は7,809件であり、苦情の相手先はリフォーム業者が94.0％と圧倒的な件数を示しています。

リフォームトラブルの内訳は？

戸建てのリフォーム相談のうち、雨漏りやヒビ割れなどの不具合に関するものは、5,295件のうち66.6％を示しているのです。

1：外壁や屋根のはがれが646件で16.5％

2：屋根や外壁の他、天井も含めると492件で12.6

3：外壁や屋根のヒビ割れは419件で10.7％

このデータでは、外壁塗装や屋根塗装の他、修繕に関わるトラブル事例が多数あることを示しています。

参照：住宅相談統計年報2022年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析住宅相談統計年報2023

トラブルが多発する背景とは？悪質業者の手口

塗装品質機構が指摘しているのは「工事の大半が現場で施工する」点です。たとえば、設備工事では工場で設備機器を製造します。現場に行けば設備機器を設置する工事がほとんどです。工場生産ですから一定の品質管理は確保されています。

塗装工事は別です。塗料自体は工場で製造されて品質管理が行われています。ただ、最終的な品質は現場での工事で左右されるのです。たとえば、職人が適切な塗料の塗布回数を間違えると失敗します。

塗料の節約のために薄めることも可能です。適切な乾燥時間を守らないと施工不良につながります。ただ、現場で施工管理をするのもコストがかかることは否めません。つまり悪質業者が手抜きをする、不当に利益だけを上げようとすればいくらでもごまかせる土壌があるのです。

さらに悪質業者は「手抜きや意図的な施工不良をすぐ見抜くのはむずかしい」ことを知っています。施工が完了しても十分な品質は確保されているのか、わからないことも多々あるのです。塗装業者に「完璧な仕上がり」といわれても、信じるしかありません。その結果、1寿命が10年と想定されている塗料なのに、3年しか保たずはがれのような施工不良が続出します。

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塗装品質機構は消費者と塗装業者の間にある課題を解決するために設立

塗装業者も悩みはあります。品質管理を適切に行い、手抜きをせずに塗装工事をしても、消費者が評価してくれるとは限りません。そのため、価格に反映させられないのです。さらに地域密着の塗装会社なら、競合とも競い合わなければなりません。

このような多岐にわたる塗装業界の課題に対し、解決をはかるのが塗装品質機構の役割です。安心して品質が確保された塗装工事とともに、塗装業者の不要なコスト増加を抑えます。

消費者も塗装業者もメリットがある仕組みを提供しようと取り組んでいるのです。塗装工事の品質が向上し、消費者の生活が豊かになれば、塗装業界の発展にもつながると考えています。

住まいに関する人材育成や教育事業を実施

塗装品質機構は人材育成や教育事業など、塗装業界にも質の高い人材を増やすための取り組みを行っています。その中の1つが外装劣化診断士試験です。

適切な住宅診断の方法と、消費者に対し有益な報告と提案ができるだけの知識と技量を判定します。建物に対する基礎知識や建物診断の実務の他、関連法規も出題されます。

受験資格は誰でも受験可能ですが、ある程度、受験対象者が想定されている点には、注意してください。以下の資格や経験を持った方でないと合格はむずかしいでしょう。

• 建設業界や不動産での実務経験3年以上
• 建築士や宅建士資格を持った方
• 日本語で読み書きができる

試験時間は120分で、出題形式は四肢択一方式です。出題数は100問で合格基準70点以上が設定されています。

参照：一般社団法人塗装品質機構第84回外装劣化診断士試験・外装劣化診断士講習会実施要領

外装劣化診断士ができる具体的な診断内容

外装劣化診断士は屋根や外壁などを細かく診断できます。状況を把握したうえでメンテナンスを提案できるのが特徴です。

外装劣化診断士による診断の一例をお話しします。

屋根の診断はドローンも使用できる

屋根は住まいのてっぺんにあります。調査のために調査員が上がることも多い場所です。それでも、隅のほうや死角、簡単には行けない場所もあります。外装劣化診断士はドローンを使って調査できるのです。

屋根を歩きませんから、屋根材の破損にもつながりません。ドローンで屋根材や外壁材の他、雨どいのつまりや塗膜のヒビ割れなどもチェックできます。

外壁の劣化状況の調査

外壁を目視確認します。診断状況によっては、ビデオ撮影を実施し、DVDによる映像での診断報告も可能です。ヒビ割れや反りや塗膜のふくれもチェックできます。

チョーキングが発生していないか、シーリングの劣化も調査可能です。その他、雨樋のような付帯部の確認もします。一般の方では気づけない劣化症状も見逃しません。

屋根裏やベランダの診断

雨漏りを診断するには屋根裏やベランダの調査も必要です。外装劣化診断士は屋根裏も覗いて、雨染みがないか、カビは発生しないか確認します。

さらにベランダには防水層が施工されています。防水層も塗装と同じく劣化するため状況を確認しなければなりません。

屋根や外装の状況を外装劣化調査診断報告書にまとめて報告

国土交通省のガイドに沿ったチェック内容に基づいた診断です。職人の感覚や勘で調査するわけではありません。根拠のある診断のため、客観的な判断が可能です。外装劣化診断士がいないとどうなる？

外装劣化診断士のように、外壁や屋根の劣化状況を適切に調査できる専門家がいる塗装業者なら心強いです。逆にいない場合はさまざまな不安が発生します。

劣化状況を正確に把握できないことで、適切な対策が困難になる可能性もあるのです。劣化していないのに補修と塗装をする、ムダに高額な塗料を提案することも出てきます。また、施工後に、はがれやヒビ割れのようなトラブルが多発する可能性もあるのです。

富田美装は外装劣化診断士による適切な診断と施工を提供します

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装は都城市で地域密着により、外壁塗装や屋根塗装を手がけてきました。品質を重視した施工にこだわっております。

弊社所属の外装劣化診断士により、建物の細かな診断が可能です。簡易的な診断ではなく、住まいを長持ちさせるための健康診断を行います。2時間以上かけて隅から隅まで調査する方針です。

また、住まいの劣化が気になっている方もいるかもしれません。ただし、外壁塗装でも屋根塗装でもまとまった資金が必要です。どの程度の資金が必要か、外装劣化調査診断だけでも対応できます。

富田美装へのご相談はホームページの問い合わせフォームでご利用ください。その他、電話やショールームでも受け付けております。