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都城市の方は要注意!火山灰が屋根に与える損傷リスクと対策とは?

都城市の方は要注意!火山灰が屋根に与える損傷リスクと対策とは?

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都城市では火山活動が活発な桜島や、霧島山の新燃岳による火山灰の影響を受けることがあります。屋根に火山灰が降り積もることで、激しい劣化や損傷を発生させる可能性があるのです。

火山の噴火は自然現象なので、止めようと思ってもむずかしいでしょう。火山灰の影響は完全には避けられないという前提で、対策が求められます。知っておきたいのは「屋根や外壁にどのようなダメージを与えるのか?」「ダメージを最小限に食い止めるにはどうすればいいのか?」などです。

火山灰が降り積もった屋根や外壁では、重みによる危険性が高くなります。また、火山灰は金属部分をサビさせるのも厄介です。サビて破損した箇所から雨水が侵入すれば、雨漏りにつながります。雨漏りは住まいの耐久性を急激に低下させる厄介なトラブルです。

そこで今回のお役立ちコラムでは、都城市で注意したい火山灰や住まいに与える影響についてお話しします。

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火山灰で住まいが損傷する危険性

火山灰で住まいが損傷する危険性

火山灰は厄介なトラブルです。都城市は位置的に、霧島山の新燃岳や桜島の噴火の影響を受けるためどうしようもありません。自然によるものですから、噴火を止めるのは困難です。

ただ、なにも対策をせず、立ち尽くすだけにもいかないでしょう。大切な住まいを守るためには、火山灰という厄介な敵の特徴を知らなければなりません。まずは大きな敵である火山灰についてくわしくお話しします。

そもそも火山とはなにか?

火山は地下にあるマグマが、地上に吹き出すことで作られます。活火山は火山の1つで、約1万年前から2024年現在にかけて、1度は噴火したことのある火山です。現時点でも、ガスや蒸気が噴き出ている火山を、活火山と呼びます。

世界には1,500もの活火山があると考えられています。そのうち111もの活火山が、日本にあるのです。九州には鹿児島の桜島や霧島山などがあります。

地球はプレートと呼ばれる固い岩盤で覆われています。日本近辺では、水を含む海のプレートが陸のプレートの下に潜り込んでいる状態です。海洋プレートが動いて潜り混むと、含まれた水分が地下の高い温度や圧力で放出されます。

地下深くにはマントルという場所があり、放出された水により溶けることでマグマができるのです。マグマは地上から浅い部分まできて地表に噴き出します。その結果として火山ができるのです。

なぜ火山は噴火する?

マグマには水や炭酸ガスが含まれています。いわゆる火山ガスと呼ばれるものです。マグマが地上から浅い部分まで上がってくると、周囲の圧力が下がります。そうすると、マグマの中の火山ガスが泡になるのです。その現象は炭酸ジュースのフタを開けると泡が発生した状態に似ています。

泡を含んだマグマは周囲より軽量になるのが特徴です。そのため地上から浅い部分よりもさらに上がってきて、地上まで上がると一気に吹き出します。それが火山噴火のメカニズムです。

火山灰とは?

火山灰とは火山が吹き出すものの1つです。灰という言葉はついていますが、物を燃やしてできる燃えカスの灰とは別物と考えてください。

火山灰は火山から吹き出した細かな鉱物が混ざったものを指します。火山灰は近隣の地表に落下するだけではなく、風に乗って遠くまで運ばれることもあります。

火山灰に含まれる細かな鉱物とは火山岩のことです。火山岩が粉々になり、直径2ミリ以下になると火山灰と呼ばれます。マグマが噴火する際に粉々になり急冷したガラス片や鉱物結晶片です。

硬度があり、角張った形状をしているものが多数を占めます。地質学的な区分では、2mm〜1/16mm(0.0625mm)だと「砂」、1/16mm 以下だと「シルト」という分類です。

火山灰の危険性

火山灰は吸い込むことで、呼吸器系や目などに健康被害をもたらします。火山灰の粒子は細かいため、呼吸で肺の奥まで入ることがあるのです。火山灰によるのどの炎症と痛みと咳が見られます。とくに慢性肺疾患がある方、たとえば喘息を持っている方は呼吸困難に陥るのです。その他、目の異物感や痛み、皮膚の痛みや腫れなど多数の症状が出ます。

人体への健康被害は深刻なのですが、住まいにとっても火山灰は大きなダメージを与える厄介ものです。火山灰が屋根に降り積もると、その重量は非常に大きなものになります。

火山灰の重みで屋根が崩壊することもあるのです。住んでいる方が下敷きになって大けが、最悪の場合は命に関わる事故につながります。また、屋根に積もった火山灰を掃除する際に、屋根が崩壊することにも注意しなければなりません。火山灰による重量に人間の体重が加わるため、屋根が耐えきれなくなるからです。

参照:内閣府防災情報 火山灰の特徴

参照:国土交通省 気象庁 火山とは?活火山とは?

参照:独立行政法人 防災科学技術研究所 火山灰の健康影響 地域住民のためのしおり

火山灰が建物に与える影響

火山灰が建物に与える影響

火山灰が建物に与える悪影響は多岐にわたります。以下が想定される建物への影響です。

  • 木造家屋の損壊や倒壊
  • 雨どいやひさしの破損
  • 倉庫のように長い形状の屋根の損傷
  • 家屋の埋没

これらのような、影響の多くは建物に致命的なダメージを与えるものばかりです。過去の噴火の多くが、灰の厚みが10センチ以上になると、損壊が発生しました。

1914年桜島の噴火でも、10センチ以上の降灰で家屋の多くが損傷しています。1977年有珠山の噴火では、浄水場の建物が約80センチの降灰によって亀裂が生じているのです。

建物以外では「電力・上下水道・通信・空調等設備・家電製品や情報機器・健康」の被害が想定されています。

参照:内閣府 降灰による影響の想定の考え方(ライフライン/建物・設備分野)(案)

火山灰による重みは雨が降るとますます危険に

火山が噴火してから、屋根に降り積もったとします。火山灰は降り積もった場所にこびりつく危険性があるのです。乾燥すれば固まることもあります。

とくに細粒の火山灰だと、雨に流されにくい特徴があるのです。最悪なのは、火山灰は湿ることで、乾燥時より重くなります。そのため屋根に悪影響を与えるのです。

雨樋に火山灰が溜まると水はけが悪くなります。たとえば集水器は軒樋から水を集める部材です。そこから地上へ排出するための竪樋に流します。その雨樋に火山灰が溜まれば水はけは最悪の状態になるでしょう。集水器が火山灰で詰まることも多々あります。

雨樋の機能性が失われることで、雨が降ると雨水があふれることになるのです。こぼれた雨水は外壁に当たりますし、ヒビがあればそこから侵入して雨漏りにつながる危険性もあります。

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屋根のサビや野地板の腐食を招く

屋根に灰が蓄積すると、美観は悪くなります。ただ、それ以上に屋根の土台となる野地板や金属の腐食を招く危険性があるのです。

たとえば屋根材が瓦でも、重ね合わせた部分に火山灰が積もります。その際、雨が降ると火山灰が雨水を内部に引き込むのです。その際、雨水に濡れた野地板が腐食する危険性もあります。

また、トタン屋根の多くは、勾配が緩やかです。そのため火山灰が長期的に溜まることで金属部分が腐ります。軒先部分は灰が溜まりやすいため、サビが発生しやすくなるのです。

参照:鹿児島大学リポジトリ 桜島火山灰の住環境に及ぼす影響とその対策に関する研究

火山灰に負けない住まいの対策

火山灰に負けない住まいの対策

火山灰に負けない住まいの対策はいくつかあります。たとえば桜島の噴火に影響されることが多い鹿児島では、克灰住宅が普及しています。

克灰住宅では、屋根を急勾配にしているのが特徴です。急勾配にすることで、火山灰が積もりにくい形状にしています。軒も60センチ以上出すことで、外壁に直接火山灰が降りかからないような工夫を施しているのです。

その他、二重サッシにし、気密性を高めた窓で火山灰が室内に侵入するのを防いでいます。網戸も窓の内側に設置することで、火山灰により網目が詰まるのを防いでいるのです。

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富田美装は火山灰にお困りの方の助けになります

富田美装は火山灰にお困りの方の助けになります

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装では火山灰対策のための相談に対応できます。過去に屋根の下地調査を行った際、火山灰によるトラブルも発見しました。火山灰が水分を吸収し、屋根の下地に流れたことでの腐食です。そのため雨漏りにつながっていたことを突き止めました

都城市でも霧島山の新燃岳の噴火により、火山灰による悪影響が発生しています。雨漏り原因はなにか?について、火山灰による影響も経験上熟知しているのです。だからこそ適切な対策ができます。火山灰に強い塗料や屋根材の他、美観を守るための防汚塗料のように機能性の高い塗料の提案も可能です。また、火山灰による汚れに対しては、高圧洗浄での対応もできます。

火山灰に負けないためにも富田美装にご相談ください。ホームページの問い合わせフォームをはじめ、メールや電話でも受け付けております。ショールームもありますのでお気軽にご相談ください。

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