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雨漏り修理の流れとは?業者選びのポイントまで徹底解説
2024年11月24日(日)
雨漏りを放置すると、住まいはボロボロになります。そのため雨漏りの兆候が出たら、雨漏り補修専門業者への早急な相談が必要です。
ただし、契約前に雨漏り修理のおおまかな流れを知ることは重要です。理由は雨漏り補修専門業者と名乗っていても、悪質業者が紛れ込んでいる場合もあります。
悪質業者は「一般の人間は雨漏り補修のことを知らない」という前提で、いい加減な施工をするからです。
いい加減な施工をさせないという点でも、雨漏り修理の流れについて理解が求められます。そこで今回のお役立ちコラムでは、雨漏りの原因や修理の流れについてくわしくお話しします。
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雨漏りの一般的な原因とは?
雨漏りの多くは住まいの劣化が原因です。屋根材や外壁材などは日常的に、雨風や太陽光の紫外線や赤外線の影響を受け続けています。雨風や太陽光のような自然の力は、頑丈な屋根材でも外壁材でも劣化させるのです。
また、屋根材や外壁材だけが劣化するわけではありません。住まいには窓が設置されています。その窓枠と外壁材の間には本来隙間があるのです。その隙間を埋めるのがシーリング材という充填剤です。
シーリング材は外壁材と外壁材の隙間を埋めるために、施工もされています。ただ、シーリング材も雨風や太陽光の影響を受けると10年で経年劣化するのです。
劣化したシーリング材にはヒビ割れやはがれが発生します。雨が降れば、破損した場所から雨水が侵入して雨漏りにつながるのです。
屋根塗装や外壁塗装も耐用年数がある
「屋根や外壁の塗装工事は本当に必要なのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。「塗装は美観を保つだけのもの」と考えると「施工は不要」と思うのも当然です。
塗装工事の目的には、美観の保持はたしかに含まれています。ただ、その他の目的として屋根材や外壁材を守ることがあげられるのです。
屋根塗装や外壁塗装をする目的は、塗料を使って表面へ塗膜という保護膜を形成することです。塗料は樹脂と顔料の他、添加剤で構成されています。そこに塗料を薄めて塗りやすくする溶媒が加わるのです。
屋根や外壁に塗料を塗ると、溶媒が蒸発します。樹脂や顔料や添加剤といった成分が硬化して塗膜を形成するのです。塗膜が施工された屋根や外壁は、雨風や太陽光の影響を直接的に受けません。屋根や外壁にとって塗膜は盾のようなものです。ただし、塗料にはメーカーにより耐用年数が設定されています。
基本的に塗料の耐用年数が長いと費用は高額です。たとえば一番安価な塗料はアクリルですが、約3年〜5年しか保ちません。一方ハイグレードと呼ばれるフッ素や無機塗料の場合、約15年以上の耐用年数を誇ります。
一般的によく採用される中間の塗料がシリコンです。シリコンは約7年〜10年の耐用年数があります。屋根塗装や外壁塗装の塗り替え時期は、この耐用年数が目安です。塗装工事をしないと、古くなった塗膜のはがれだけではなく、外壁や屋根にヒビ割れが発生して雨漏りにつながります。
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雨漏りを放置するとなにが困る?まともに生活ができなくなる
雨漏りがあっても修理をしないと後悔します。雨水が家電や家具にかかれば使い物にならなくなります。補修のための経済的な損失も大きくなるリスクもあるのです。
ただ、実際は雨漏りによる二次被害が被害を拡大させます。雨漏りによる二次被害は以下のとおりです。
- 木材が腐って住まい全体の耐久性や耐震性が低下
- 腐った木材を好むシロアリのような害虫の増加
- 湿度が高まることにより天井や壁にカビが発生する
- トラッキング火災
このような二次被害は深刻です。屋根の下地には野地板、住まいを支える構造躯体の梁や柱は水に濡れると腐ります。
木材の中の水分が30%以上になれば、木材腐朽菌という木材を餌にする菌類が活発化するからです。さらに、腐った木材を好むシロアリが、雨漏りの侵入口から入ってくれば最悪な状態をもたらします。木材は細くなり、腐食による耐久性の低下と相まって倒壊の危険性が大きくなるのです。
また、湿度が高まるとアレルギーやシックハウス症候群をもたらすカビが発生します。天井や壁にカビが発生した光景は、いいものではありません。ただ、内観を損なうだけではなく、胞子を吸い込むことによる健康被害が危険なのです。
肺でカビが増殖すると、簡単に除去できません。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症という疾患で、喘息発作のような症状を引き起こします。重症化すると、発熱や食欲不振の他、血痰や喀血なども発生するのです。免
さらに、カビの胞子が原因となる疾患、シックハウス症候群もやっかいです。目や鼻の他、喉の痛み、頭痛や吐き気や喘息などの呼吸器疾患をもたらします。このような病気は免疫力が低下している子どもや高齢者はとくに注意しなければなりません。
また、漏電火災にも注意が必要です。たとえばコンセントに、電気機器のプラグを差し込んでいたとします。その際、プラグの差し刃に付いたホコリが湿気を帯びることで、小さなスパークを起こすのです。そうするとコンセントと差し刃の間で電気回路が形成されることで熱を帯び、出火する現象を指します。
雨漏りによる住まいの湿度が高くなれば、ホコリも空気中の水分を多く吸収するのです。トラッキング火災を防止するためにも、雨漏りの放置はやめたほうがいいでしょう。
参照:一般社団法人 日本呼吸器学会 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症
雨漏り修理の流れを知ることが悪質業者を見極める
悪質業者は雨漏り修理をいい加減にします。その姿勢は原因調査や、修理方法や見積もりの提案からわかるものです。
悪質業者を見極めるには、雨漏り修理の流れをある程度把握していないと、いい加減にしていても自信を持って指摘できません。以下が一般的な雨漏り修理の流れです。
1.原因調査や診断 |
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2.修理方法の提案と見積もり |
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3.近隣挨拶 |
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4.足場の設置 |
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5.屋根や外壁の補修工事 |
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6.内装工事 |
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7.その他の補修工事 |
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8.完了検査 |
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9.足場を解体して完了 |
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一般的にはこのような流れで雨漏り修理を行います。雨漏りの発生原因にもよりますが、軽いものなら3日程度で終了することも多いです。
ただし、屋根がはがれたり、激しい劣化、カバー工事なら3日以上かかったりすることも多々あります。天候次第ではさらに工期が伸びるでしょう。
雨漏り修理の流れについて知りたいなら富田美装にご相談ください
雨漏り修理の流れをくわしく知りたいなら、屋根塗装や外壁塗装の他、雨漏り修理専門業者のホームページをチェックしてみてください。
雨漏り修理ができる業者は流れについての情報を、ホームページに掲載しています。また、問い合わせフォームや電話で質問すれば答えてくれるでしょう。店舗へ直接足を運んで聞くのも確実です。
また、悪質業者を見極めるなら、原因の調査から観察してみてください。言動や態度に不自然な部分があれば、契約を結ばないほうが無難です。
とくに下から見ただけで「瓦が割れている」というような業者は疑ってかかりましょう。まっとうな雨漏り修理専門業者なら、時間をかけ、専門的な調査方法も行って原因を特定するものです。
都城市のプロタイムズ都城店/株式会社富田美装は、雨漏り修繕にも対応します。外装劣化診断士による、専門的な調査や補修内容の提案も可能です。
富田美装へのご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やショールームでもお気軽にご相談くださいませ。
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