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代表の富田です！

強い雨が降った日に、天井や外壁が明確に濡れているなら注意してください。雨漏りは、住まいにとって大きな病気です。柱や梁などの強度は地に落ちます。高湿度になり、カビまで繁殖するのです。

雨漏りは修繕しないと、自然には直りません。応急処置程度なら短期間は保てますが、再発の不安におびえながら過ごす羽目になります。再発しないよう、予防策も必要です。

「大げさな」と甘く見ると後悔します。雨漏りを放置した結果、大きな修繕費にもつながるのです。そこで今回のお役立ちコラムでは、雨漏りに対する予防策や長期的な対策に関してくわしくお話しします。

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雨漏りを無視すると危険！どうなる？

被害は大問題ばかりです。代表的なのは「建物の劣化」「健康被害」「修繕費用」などです。

建物が劣化して耐久性は地に落ちる

建物の劣化は雨漏りトラブルの代表例です。屋根材の下には、防水シートとともに、土台となる野地板と呼ばれる木材が設けられています。

野地板も木材ですから、水に濡れると腐るのです。土台である野地板が腐ると、屋根全体の耐久性や防水性が低下します。

野地板の上には防水シートも敷かれており、住まい内部に雨水を入れないための最後の砦として機能しているのです。野地板が腐れば、防水シートの機能も低下します。土台なのですから、破損すると、台風の際に屋根全体がはがれる原因になるのです。

住まいの木材は、野地板だけではありません。柱や梁や床など、多くの場所に木材が使われています。水に濡れると腐食するため、住まいを支える力は消失するのです。

木材が腐ると、シロアリもやってきます。雨漏りが発生しているなら、どこかに隙間ができているわけです。シロアリやゴキブリなど、害虫の侵入口になります。腐った木材はシロアリの大好物ですから、かじられてしまい住まいの耐久性は極端に低下するのです。

カビの増殖は家族の健康にも悪影響を与える

高湿度の状態が続くと、カビが発生して増殖します。カビは酸素や高い湿度の他、ホコリやチリのような栄養源がある場所で増殖するのです。

雨水で空気中の水分も増えて、湿度が高くなるほど増殖に好ましい環境になります。カビが厄介なのは、胞子です。人間は胞子を吸い込むことで体調を崩します。

カビはアレルギーの原因であるアレルゲンです。カビアレルギーによる喘息やアトピー性皮膚炎の他にも、水虫の原因になります。以下も代表的な症状です。

• 湿疹
• かゆみ
• 咳
• 結膜炎
• 呼吸困難
• 気管支症状

体内で増殖する場合もあります。肺でカビが繁殖する肺アスペルギルス症はやっかいです。簡単に排除できないからです。肺以外にも、臓器内に入ると真菌症になります。

経済的な問題に直面する

住み続けるには修繕が必要です。耐久性が低下したら、地震や台風に対抗できる安定性は失われます。

ただし大規模修繕です。早めに対処しておけば、修理費用は数万円程度だったのかもしれません。野地板や他の木材に影響が出ていたら、屋根の葺き替えや張り替えが必要です。屋根の張り替えをするなら、百万円以上の修繕費がかかります。

雨漏りに「まだ大丈夫」はありません。屋根から内部の柱を伝い、天井まで来て水シミができているのです。途中の木材は濡れて腐っているでしょう。気づいたときは、手遅れの場合も多々あるのです。

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雨漏り対策は常日頃からやっておこう

雨漏りを防ぐためには、一般の方も日常的にできる点検があります。気になったら、意識してチェックしてください。

外壁や屋根に色あせはないか？はがれは？など簡単です。以下でもいくつか対策をお話しします。

定期点検をすれば早めに問題へ対処できる

基本は塗装専門業者に、定期点検を依頼することです。ヒビや浮き、はがれなどないかチェックしてもらいましょう。屋根や外壁の他、窓枠周辺には、シーリングもしています。シーリング材という材料で隙間を埋める作業です。

10年程度しか保ちませんから、あわせてチェックしてもらいます。問題があれば、修繕しましょう。

雨樋の掃除や点検

雨樋に土や落ち葉があると排水されません。雨樋から下の地面に水が落ちたとします。泥水が勢いよく散ってしまうのも問題です。外壁の美観を損ないますし、ダメージを受けます。詰まらないよう、定期的な掃除でも対策になるのです。

外壁塗装・屋根塗装

防水対策で確実なのは塗装工事です。以前、施工した塗装工事で、塗料の耐用年数が過ぎているなら、専門業者に相談しましょう。

塗装工事は色付け以外にも、塗料で屋根や外壁を守る役割もあります。厳密にいうと、塗料成分で作られる塗膜が、屋根や外壁の表面にできるのです。

塗膜は、紫外線や雨や風から守る盾のような役割を担います。塗料も耐用年数がありますから、経過すると機能は失われるのです。塗装工事は一定の費用はかかりますが、不可欠なメンテナンスといえます。

防水シートの交換

屋根や外壁の下には、防水シートが設置されています。屋根の動きに対応できるよう柔軟性はありますが、時間の経過で失われるのです。完全に劣化すると硬くなり、ボロボロになります。

防水シートがダメになると、屋根の場合すぐに野地板まで雨水が到達するのです。長期的な防水対策のためには、耐用年数が過ぎた防水シートの交換も検討しましょう。

高所作業はやめたほうが無難

雨漏りを防ぐために防水対策は重要ですが、一般の方が屋根や外壁の高所に行って点検やメンテナンスをするのは控えたほうが無難です。滑落事故が起きれば、大ケガで済まずに、命の危険もあるからです。「自分は大丈夫」という言葉に根拠はありません。屋根や外壁の塗装業者のベテラン職人でも滑落しています。

また、屋根や外壁に劣化症状が見つかったとしても、専門知識がないと修繕はむずかしいのです。乱暴に屋根の上を歩いて、屋根材が壊れることもあります。定期点検は屋根・外壁塗装専門業者に任せましょう。自分でするなら地上に近い外壁程度で止めておいたほうが安全・安心です。

参照：厚生労働省 労働災害事例 二階建て家屋の屋根の塗装作業において、屋根上で滑り墜落

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ベランダやバルコニーの雨漏り予防策

ベランダやバルコニーも、屋根や外壁と同様にひび割れが発生すると雨漏りにつながります。陸屋根の場合、施工した防水層に問題がないかチェックしてみてください。ベランダやバルコニーの防水対策をくわしくお話しします。

定期的な清掃がポイント

ベランダやバルコニーは勾配があり、排水口に雨水が流れるようになっています。定期的な清掃をしないと、排水口がゴミで詰まってスムーズに排水されません。

排水口に詰まる原因は、木の枝や枯れ葉、砂や土などです。排水口とともに排水路もあわせてチェックしてみてください。ゴミがあれば除去し、スムーズに雨水が流れる環境を保持しましょう。

防水工事で防水対策をする

ベランダやバルコニーの他、陸屋根の場合、屋根塗装ではなく防水工事を施工します。代表的な防水工事は以下のとおりです。

FRP防水：繊維強化プラスチック（FRP）で防水層を形成します。高い耐久性や耐水性を持っているのが特徴です。

ウレタン防水：ウレタン樹脂で防水層を形成します。ウレタン樹脂は液体状ですから、複雑な形状をしている場所でも対応可能です。排水口付近は複雑な形状ですが、ウレタン防水なら柔軟に対応できます。

シート防水：防水シートを貼り付けて防水層を形成する方法です。シートは塩ビシートやゴムシートがあります。シート防水は耐候性が高く、広範囲の施工に適した防水層です。

その他、アスファルト防水があります。合成繊維不織布のシートに、液状に溶かしたアスファルトを染み込ませた、ルーフィングシートを使う施工です。基本的に、戸建て住まいでは採用されていません。学校やマンションの屋上のように、広範囲の施工に適した防水工事です。

ベランダやバルコニーや陸屋根は、傾斜のある戸建ての屋根より目視点検しやすいため、日常から意識してチェックしましょう。FRP防水やウレタン防水の場合、劣化すると表面にヒビが入っていることも多数あります。

シート防水なら、破れていたり、シートとシートの継ぎ目部分に隙間ができたりするケースもあります。不具合を見つけたら、早めに屋根・外壁塗装専門業者に相談してみてください。

最終的手段は屋根の葺き替えや張り替え

最終的な防水対策で、長期的に問題を解決するのは全交換です。屋根の葺き替えや、外壁の張り替えで対処するのです。

広範囲の劣化で、耐用年数を超過していれば検討しましょう。劣化が軽いなら、カバー工法という選択肢もあります。古い屋根材や外壁材に、新しいものを重ねる方法です。

あくまで最終手段ですが、長期的で確実な防水対策になります。

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富田美装に定期点検をお任せください！力になります！

プロタイムズ都城店/株式会社富田美装は、都城市に拠点を置いております。住まいの各種塗装工事の他、雨漏り修繕や防水工事でサポート可能です。

「お家の健康診断」を提案可能です。住まいの劣化状況や、雨漏りの危険性を把握できます。診断結果に基づき、必要な補修工事とメンテナンス時期を、具体的にご提示いたします。お家の健康診断は「診断実績5万5千棟以上」です。

診断結果は10ページ以上の報告書にまとめて、細部までお伝えします。画像付きで、雨漏りのリスクやメンテナンス時期をいつでも確認可能です。

また、診断は外装劣化診断士という専門家です。民間資格ですが実務経験や筆記試験や技術試験を突破しなければなりません。国家資格の一級塗装技能士も在籍しております。

富田美装では、ホームページに、問い合わせフォームを設置しております。電話やメールの他、ショールームでもお気軽にご相談ください。